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緩和医療の選択肢-ホスピスと在宅医療①-

前回に引き続き、ここではがん終末期について焦点を当ててみます。

がん末期で治療対象とならなくなった場合、また無治療を選択した場合、緩和医療に移行していきます。

緩和医療では、ホスピス(病院併設または、施設)への転院、転居、または在宅医療への切り替えを選択することができます。

 

今回はホスピス(病院併設または、施設)を選択した場合をご紹介します。

 

1-1.ホスピスで過ごす場合

ホスピスは施設によって対応できる医療行為、介護行為が異なります。

また、基本料(お部屋代、食事代等)の外に医療や、介護のケア(介護度によって異なる)でどのくらいの費用がかかるのか等、気になることを病院のソーシャルワーカーへ相談し、紹介して貰いましょう。

ホスピスへ転院をする場合

               *1施設によって新型コロナウイルスの感染予防のために面会を禁止しているところもありますが、看取り対応の場合に限り、

                面会の許可を出しているところもありますので事前に確認することをお勧めします。

次回は、自宅で過ごす(在宅医療)場合をお届けします。